十津川農場SDGs宣言 2022年8月
持続可能な開発目標(SDGs:エスディージーズ)への意識が世界的に高まる中、過疎高齢化が進む本土最南端の町・南大隅町にある十津川農場(代表取締役社長・玉置博祥)は、鹿児島県下の未利用資源であるびわの葉を生かし、地元で生活している人や自然と共生しながら、「地域と共に生きる」をテーマに、びわ茶づくりに精進しています。
弊社は、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)に賛同し、当社が行う様々な取り組みを通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
十津川農場 SDGs宣言
2022 年8月1日
農業生産法人 有限会社 十津川農場
代表取締役社長 玉置博祥
十津川農場は、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)に賛同し、積極的な取り組みを通じて持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
〇本土最南端・南大隅町で生活している人々や、手つかずの自然と共生しながら、南大隅町根占(ねじめ)と国内外の人々を、経済振興を通じて繋いでいきます。
〇子どもから高齢者までが、恵まれた自然環境の中で豊かな気持ちで生活できる町づくりを、経済振興や地元雇用促進を通じて次世代に繋いでいきます。
また、働き方改革とダイバーシティの推進により、生きがい・働きがいのある職
場環境づくりに努め、自然と共生できる精神性とスキルを持った人財を育成します。 ※南大隅町は「過疎地域自立促進特別措置法」に定められた地域。
<具体的な取り組み>
「3.すべての人に健康と福祉を」 「8.働きがいも経済成長も」
〇持続可能な企業体として、働きがいのある職場環境の整備
〇定年制のない働き方の持続、
〇「子どもは国の宝」と考え、社内の子育て世帯に対し、「子ども手当」を支給
〇社員の性別・国籍・年齢など、多様性の尊重
〇地域の安心・安全のために、子どもや高齢者などの見守り活動
「14.海の豊かさを守ろう」 「15.陸の豊かさも守ろう」
〇リタイアしていく枇杷農家に替わって、荒廃地を減らす環境保全につとめ、
就労をリタイアされる「農家の収入源をつくる」サポート活動
〇製造工程を見直し、プラスティックごみを削減
〇「九州はひとつ」「フードロス削減」を意識した新商品開発
【持続可能な開発目標とは】
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは、2001年に策定されたミレニアム開発目標(MDGs)の後継として、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための
2030アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。SDGsは発展途上国のみならず、先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであり、日本としても積極的に取り組んでいます。(出典:外務省ホームページより)